当社の代表である私の野菜に懸ける想いを少しお話したいと思います。

私の信念と、オーガニック野菜の直売所を経営した経験から見える事情についてお話します。

私には野菜の仕事を始める以前より「日本を元気にするのは地方から!」との想いがありました。

農業や漁業、酪農業などの第一次産業を活発にし、その商材を多くの消費者の方々に届けることで日本を元気にしたいとの想いです。

私は野菜を食べることが大好きだったこともあり、その想いの実現に向けて、第一次産業の中でもまず農業に関わっていこうとしたのです。

良い野菜を多くの人々にお届けすることで

「お買い求めいただいた消費者の方々に喜んでいただき」

「そのお野菜を作る生産者にも喜んでいただき」

「そして自分も喜べる」

そんな仕事をしたくて、2013年秋に大阪市内に直売所をオープンしました。

しかし実際に直売所を経営してみると、当たり前のことなのですがとてもコストがかかってしまいます。

直売所の家賃、人件費、野菜を保存するための冷蔵庫やエアコンにかかる光熱費…

直売所の経営を維持しようとすると、こういった経費は全てお野菜の値段に乗せなくてはなりません。

お野菜の単価は高くないので前述の経費を賄おうとすれば、極端な場合は仕入れ値の数倍の価格で販売しないといけなくなったりします。

卸業者からお野菜を仕入れる場合は同じ仕組みで卸業者からの卸値が高くなるので、売値への影響はもっと顕著に表れます。

また、お野菜はまとまった数量を仕入れる必要があるのですが、商品の性格上、日持ちしないものがほとんどです。

そのため傷む前に売り切ることができず、人の口に入らないまま廃棄するお野菜も少なくありません。

すなわち高いコストをかけて仕入れたのに捨てているお野菜があるのです。

生鮮食品を扱う上では当たり前とされているのですが、この「捨てる」野菜にかかるコストもお値段に乗せないといけません。

そうでなければ直売所の経営は赤字になる一方です。

これが、産地の直売所では有機や無農薬のお野菜が信じられないほど安く売られているのに、街中の直売所などでは驚くほど高く売られているカラクリです。

一部のお店を除きオーガニックレストランのメニューが高くなるのも、こういったお野菜を街中の直売所等から仕入れているので同じカラクリなんです。

このカラクリが「自然栽培や無農薬なら農薬や肥料にかかる経費分生産コストは格段に下がるはずなのに(生産者の労働努力は含みません)、スーパーの野菜と比べるとなんでこんなに高いの?」と消費者の方々が疑問に思われる答の一旦を担っているのも事実です。

こんな事情に気付くのに何か月も必要ありません。

しかし直売所の経営を維持しなくてはお野菜を消費者の方々にお届けできなくなってしまうので、多くのコストを消費者の方々にご負担いただきながらも、止む無くそのまま半年間経営を続けました。

そもそも私は消費者や生産者の方々に喜んでいただくために野菜の仕事を始めたのです。

初心に立ち返ると、騙している訳ではないにせよ、暗に負担を強いているこの事実に耐えきれなくなり、直売所での野菜販売を止めました。

しかし冒頭に書いたとおり、「日本を元気にするのは地方から!」とのことで良い野菜を多くの方々にお届けし、多くの方々に喜びを感じていただきたい想いに変わりはありません。

「農薬や肥料など化学物質によるアレルギーを心配される親御さん方」

「より健康で医療に頼らず余生を送りたいと努められているご年配方」

「かつての健康を取り戻したいと考えている方々」

「今の健康をしっかり維持したいと考えられている方々」

そういった方々の想いに応えるために、良いお野菜を提供していただける生産者さんを応援し生産者さんをもっとたくさん増やすために、そして喜んでいただきたいのにそれができなかった私のジレンマを解消するために、別の方法でお野菜をお届けすることにしました。

できるだけコストをかけずに消費者の方々に産地価格に近い価格で良いお野菜をお届けする方法にです。

九州各地を歩いて周り、私の「想い」に共感していただける生産者、良い野菜をより安く提供していただける生産者を探して回りました。

今、お野菜をご提供いただいている生産者は福岡、宮崎、長崎、佐賀、大分、熊本、鹿児島、広島と、まだ少ないのですが、各地へと協力していただける生産者を求めて周っています。

良いお野菜をお買い求め安くすることで良いお野菜の流通量を増やし、消費者の方々はもちろん、生産者の方々、そして自分たちも、みんなが幸せになれる世の中を作っていく、強い世の中を作っていく、この想いを熱く、実現していきます。

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